2011年1月21日金曜日

二人は時に一人より孤独:リビング・トゥゲザー・ロンリネス

人生のなかで最も寂しいと感じるのは夫婦関係が破たんした人といっしょに住むこと」だとアメリカ人の多くが答えています。
エリック・クリネンバーグ ニューヨーク大学社会学部教授の研究(ダイアモンドオンライン)


二人でいることは、時には一人でいることよりも、孤独なのです。


「孤独は山ではなく街にある」といわれるとおり、愛し合うはずの夫婦が同じ屋根の下にいるのに心が通じ合っていないのは、一人暮らしのさびしさ以上の寂しさがあるのでしょう。


彼は、これをリビング・トゥゲザー・ロンリネスと呼んでいます。


ただし、アメリカの一人暮らしの人々(高齢者)は、友人たちと社交的に過ごしています。だから、そういう元気で自由で楽しい一人暮らしよりも、破たんした夫婦関係は孤独だと感じるのでしょう。


ところが日本では、多くの独居老人は孤独です。だから、アメリカよりも我慢をして夫婦生活を続けるのかもしれません。


孤独死、無縁死も、大きな問題ですが、
隠れた家庭内の孤独は、さらに冷たく暗いのかもしれません。


いくつになっても、より良い夫婦関係を続けたいと思います。
一人になっても、よりよい人間関係を続けたいと思います。
いくつになっても、より良い友人関係を続けたいと、そう思います。


高齢者の幸福感は、友人関係が握っているという研究もあるほどです。


 
       



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