2010年12月25日土曜日

教職員の心のケア:心の病で求職過去最高(こころの散歩道)

学校の先生のストレスは、ある研究によると、戦場の兵士並みのストレスだそうです。
うつ病などの心の病を発病する人も、たくさんいるようです。

もちろん、どの仕事も楽な仕事はありません。
ただ、教師の仕事には「疲れる仕事の特徴」がいくつかそろっています。

まず、多様な仕事が次々とやってくる。
仕事と休息の境があいまい。
仕事のゴールが見えにくい。

さらに、近年の生徒や保護者とのつきあいは、難しさを増しています。
作らなければいけない書類も増え、子どもと接する時間が減っています。

保護者からの「感謝の言葉」も減っているでしょう。

教師や学校に意見を述べることは大切です。
時には批判も必要でしょう。
しかし、基本的には、地域全体で学校と教職員をささえたいと思います。

学校、教師と、保護者とが、チームとなって、子どもを育てていきたいと思います。

心のケアは、子どもにも保護者にも、教師にも必要なのです。

うつ病の人との接し方(こころの散歩道)

あなたが死んだら私は悲しい 心理学者からのいのちのメッセージ


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101224-00000081-jij-soci

2010年12月7日火曜日

碓井真史の紹介

碓井真史
碓井 真史 (うすい まふみ、1959年8月16日-)は、東京都墨田区出身の社会心理学者。博士(心理学)。新潟青陵大学大学院教授
碓井真史の現職
日本歯科大新潟生命歯学部、新潟厚生連佐渡看護学校の非常勤講師、新潟市スクールカウンセラーを兼任。TENYテレビ新潟番組審議委員。専門は、社会心理学(内発的動機づけ、犯罪心理、自殺予防など)
碓井真史の「人物」
東京都立葛飾野高等学校を経て、日本大学文理学部心理学科卒業。同大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程修了。博士(心理学)。道都大学社会福祉学部講師・助教授・教授、新潟青陵女子短期大学福祉心理学科(学科新設)教授、新潟青陵大学看護福祉心理学部(大学新設)教授を経て、2006年より現職(大学院新設)。
高校時代は演劇部に所属。2年連続都大会出場。大学時代は、キリスト者学生会(KGK)所属。1997年に開始したホームページ「心理学総合案内こころの散歩道」は、総アクセス数3,000万を超える。地元ローカルテレビ、ラジオにレギュラー出演するとともに、全国放送の番組でも不定期にコメンテーターとして出演している。
碓井真史の著書
単著
『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』 (いのちのことば社2010)
『誰でもいいから殺したかった! 追い詰められた青少年の心理』 (ベストセラーズ2008)
『人間関係がうまくいく図解嘘の正しい使い方:ホンネとタテマエを自在にあやつる!心理法則 』 (大和出版2008)
『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』 (主婦の友社 2001)
『なぜ少女は逃げなかったのか:続出する特異事件の心理学』  (小学館文庫 2000)
『なぜ少年は犯罪に走ったのか』 (kkベストセラーズ 2000)
共著

『こころのゼミナール』 福村出版 1992
(第6章 学習の心理 担当)
『こころの科学第5巻』
人間関係の科学 福村出版 1994
(第2章 社会的影響 担当)
『NEW心理学アスペクト』 福村出版 1997
(第10章 社会心理学 担当)
『青年心理学テゥデイ』 福村出版 2000
『社会心理学へのアプローチ』 北樹出版 2000
(第2章 社会的行動の基礎 担当) 
『心理学ワールド入門 福村出版』 2001
(第2章 犯罪の心理 担当)
『こころへの挑戦―心理学ゼミナール』 福村出版 2002
(犯罪心理学担当)
『新しい心理学ゼミナール―基礎から応用まで』 福村出版 2008
(第9章犯罪心理学担当)
『思春期医学臨床テキスト』 日本小児科学会編 2008
(第5章第4節思春期の行動異常:犯罪行為 担当 )
『インターネットと人権を考える』 解放出版社 2009
第3章1節インターネットの心理学 担当
碓井真史のラジオ、テレビ出演
ラジオ出演
新潟放送BSNラジオ「さたばな」心理テストコーナー:碓井クリニックのドキドキ!心理チェック
新潟FM PORT 「NIGHT i」人生相談コーナー「愛の保健室」担当
テレビ出演
NST新潟総合テレビ「スマイルスタジアム」
外部リンク
碓井真史の個人ホームページ(心理学総合案内こころの散歩道

*このページに関しては、例外的に著作権フリーです。ご自由に使用してくださって差し支えありません。
ウェブマスター 碓井真史


碓井真史に関するページ

2010年3月8日月曜日

不登校の心理学:愛子さま4次限目だけ登校、雅子さま同伴

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?b=20100308-00000064-jij-soci

愛子さまが母親の雅子さま同伴で4時間目だけ登校ということで、いろいろ言っている人もいますが、
不安のために学校を休み始めた子どもに対する対処として、ごく普通だと思います。

不安を感じている子どもが、出席しやすい授業からスタートする、
まだ小さな子供ですから、母親が一緒に来る、
それで再登校できるのら、大変けっこうなことだと思います。

一歩、一歩、普通の登校ができるように、進められればと思います。

続きを読む→
「愛子さま“乱暴”で通学できず」から学ぶ不登校の心理学:心理学総合案内こころの散歩道

子育ての本

不登校の本




イタリアの大臣が若者に親元からの独立を強制する法律制定を主張;子離れの心理

イタリアも欧米社会の中では、家族のきずなを大事にするとか。たしかに、イタリアというと、大家族のイメージがありますね。日本も、家族、親子の結びつきをとても重視する文化です。

それでも、昔のように貧しい時代は良かったのですが、豊かな社会の中で、いつまでも親に面倒を見てもらい続ける子どもが増えています。「パラサイト・シングル」なんて言葉もはやりましたね。ニート、引きこもりは、大きな社会問題です。

子どもの世代が、長く続いた不況の影響で経済的に苦しく、親の世代は比較的お金があるとなると、この傾向はさらに強くなるでしょう。

さて、ほ乳類はみんな子どもをとてもかわいがります。ところが、ある日突然親は子どもを追い出します。子別れの儀式です。人間は、ほ乳類の中で、もっとも子離れが苦手になってしまった生き物でしょう。

子どもは天からの授かりものではなく、天からの「預かりもの」です。愛を込めて大事に育て、そして子どもを自立させ、社会にお返しするのが、親の役目でしょう。

それが難しくなってしまっているのが、現代社会の問題なのですが。
でも、人は自立して生きていくのが、幸せなのです。


イタリアの大臣が若者に親元からの独立を強制する法律制定を主張、波紋が広がっています。(Yahoo)

青年期の発達心理学(こころの散歩道)

子育ての本


2010年3月7日日曜日

ネットコミュニケーションの心理:医師暴走、医療被害者に暴言・中傷

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100306-00000532-yom-soc

一部の医師たちが、ネット上で暴言、中傷をしていると、問題視されています。
インターネットコミュニケーションのポイントは、
「面と向かって言えないことはネット上でも言わない」でしょう。

報道では、医師が医師として発言するときには、原則実名でという提言もなされています。

社会的責任が重い医師としては、ネット上での発言にも責任が問われるのは当然でしょう。

もちろん、医師でも誰でも、あまり気兼ねすることなく本音を吐きたいときはあるでしょう。それもまた、当然です。しかしインターネットは、トイレや居酒屋のおしゃべりではありません。プライベートなおしゃべりの場ではなく、世界に開かれた公的な場です。

居酒屋のおしゃべりで誰かの悪口を言っても、ただの悪口ですが、ネット上で公言すれば、侮辱罪や名誉毀損にもなりかねません。自分のノートにミッキーマウスを書いても自由ですが、ネット上で無断で使えば、著作権法違反です。

そんなことは、医師のみなさんはよくわかっていると思いますが、ネットコミュニケーションでは感情が高まりやすく、ふだん言わないセリフも出てしまうのです。そんなネットコミュニケーションの特徴を、みんなで理解していく必要があると思います。

(医師のみなさんがネット上で有意義な、あるいはたのしいコミュニケーションを行っていることも、よく知っています。)


ネットで医師暴走、医療被害者に暴言・中傷(Yahoo)
ネットコミュニケーション:インターネット心理学(心理学総合案内こころの散歩道)
ネットではなぜ激しい争いが起こるか:非難中傷の心理(こころの散歩道)
インターネット著作権問題:引用と転載と盗作


鹿児島の中2が自殺:再び起きた悲劇:命の大切さと自殺予防




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