2011年2月18日金曜日

門倉貴史氏「ホンまでっか!?TV」辞退:番組に出演した者として(芸人さんと評論家の違い)

ホンまでっか!?TV」に出演され、人気も高かった経済学者の門倉貴史先生が、今後は、「ホンまでっか!?TV」には出演されないと、ご自身のブログで語っています(門倉貴史のBRICs経済研究所今後「ホンマでっか!?TV」の出演は辞退することにしました)。

さて、「ホンまでっか!?TV」には、私も2度出演させていただきました。まだ、夜遅くの放送の時です。

その時感じたのは、まず、
お笑い芸人のみなさんの礼儀正しさと、芸人としてのすごさでした。

本番前にお会いすると、みなさん本当にきちんとされています。
礼儀にうるさい芸能界に生きているのですから当然でしょう。
特に「毒舌」とされるような芸人さんは、実は礼儀正しい方々だと思います。

そのお笑い芸人さんが、本番になると、実に巧みにボケて、ツッコみます。

それぞれ、自分の持ち場をわきまえているというか、ボケるべき時にボケるべき人がボケます。
他の芸人さんが笑いを取っているときには、他の人はその邪魔をしたりしません(専門家は必ずしもそうでない人もいる)。

ですから、芸人さんたちは、それほど多く話すわけではありませんが、ちゃんとオンエアされます(専門家は必ずしもそうでない人もいる)。

一方、「評論家」とされている専門家の人たちは、番組用にキャラを作っているわけではないと感じました。本番中も、控室でも、あまり変わらない方々です。

笑いを取ろうと思って笑いが取れるなら、お笑い芸人になれるわけで、真面目すぎるぐらいの専門家たちが、さんまさんたちプロの芸人によって料理されて、笑いが取れるようになるわけでしょう。

「ホンまでっか!?TV」のスタッフも出演者も、専門家たちに対して、敬意は払って下さっていると感じます。ただし、バラエティー番組に出演しているわけですから、その段階で、ツッコまれても良いというのは、暗黙の了解かと思います。

私自身も、名前が碓井(うすい)で、毛が薄いなどと、話題にされるわけです(小杉(こすぎ))さんとの比較で)。

こういうお約束で番組は進んでいたはずなのに、
メディアへの登場は多いとはいえ、とても生真面目な門倉貴史先生は、実は不愉快に思われていたんですね。

番組がゴールデンタイムに上がってきて、一層ショーアップされたことも、影響しているでしょう。

門倉先生の心に気付けなかったスタッフのミスでしょうか。
門倉先生自身、もっと早くスタッフと話し合っていればよかったのでしょうか。


碓井真史のツイッターでもつぶやいています。

心理学 総合案内 こころの散歩道 (心理学講座)

「経済評論家なのにお笑い芸人扱い」 門倉貴史氏「ホンマでっか!?TV」出演辞退 ヤフーニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110218-00000004-jct-ent
「ホンマでっか!?TV」の経済評論家が出演辞退「脳科学の方が妨害する」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110218-00000008-rbb-ent

0 件のコメント:

コメントを投稿

人気の投稿