「
ホンまでっか!?TV」に出演され、人気も高かった
経済学者の門倉貴史先生が、今後は、「ホンまでっか!?TV」には出演されないと、ご自身のブログで語っています(
門倉貴史のBRICs経済研究所・
今後「ホンマでっか!?TV」の出演は辞退することにしました)。
さて、「ホンまでっか!?TV」には、私も2度出演させていただきました。まだ、夜遅くの放送の時です。
その時感じたのは、まず、
お笑い芸人のみなさんの礼儀正しさと、芸人としてのすごさでした。
本番前にお会いすると、みなさん本当にきちんとされています。
礼儀にうるさい芸能界に生きているのですから当然でしょう。
特に「毒舌」とされるような芸人さんは、実は礼儀正しい方々だと思います。
そのお笑い芸人さんが、本番になると、実に巧みにボケて、ツッコみます。
それぞれ、自分の持ち場をわきまえているというか、ボケるべき時にボケるべき人がボケます。
他の芸人さんが笑いを取っているときには、他の人はその邪魔をしたりしません(専門家は必ずしもそうでない人もいる)。
ですから、芸人さんたちは、それほど多く話すわけではありませんが、ちゃんとオンエアされます(専門家は必ずしもそうでない人もいる)。
一方、「評論家」とされている専門家の人たちは、番組用にキャラを作っているわけではないと感じました。本番中も、控室でも、あまり変わらない方々です。
笑いを取ろうと思って笑いが取れるなら、お笑い芸人になれるわけで、真面目すぎるぐらいの専門家たちが、さんまさんたちプロの芸人によって料理されて、笑いが取れるようになるわけでしょう。
「ホンまでっか!?TV」のスタッフも出演者も、専門家たちに対して、敬意は払って下さっていると感じます。ただし、バラエティー番組に出演しているわけですから、その段階で、ツッコまれても良いというのは、暗黙の了解かと思います。
私自身も、名前が碓井(うすい)で、毛が薄いなどと、話題にされるわけです(小杉(こすぎ))さんとの比較で)。
こういうお約束で番組は進んでいたはずなのに、
メディアへの登場は多いとはいえ、とても生真面目な門倉貴史先生は、実は不愉快に思われていたんですね。
番組がゴールデンタイムに上がってきて、一層ショーアップされたことも、影響しているでしょう。
門倉先生の心に気付けなかったスタッフのミスでしょうか。
門倉先生自身、もっと早くスタッフと話し合っていればよかったのでしょうか。
碓井真史のツイッターでもつぶやいています。
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「経済評論家なのにお笑い芸人扱い」 門倉貴史氏「ホンマでっか!?TV」出演辞退 ヤフーニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110218-00000004-jct-ent
「ホンマでっか!?TV」の経済評論家が出演辞退「脳科学の方が妨害する」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110218-00000008-rbb-ent