2010年3月8日月曜日

不登校の心理学:愛子さま4次限目だけ登校、雅子さま同伴

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?b=20100308-00000064-jij-soci

愛子さまが母親の雅子さま同伴で4時間目だけ登校ということで、いろいろ言っている人もいますが、
不安のために学校を休み始めた子どもに対する対処として、ごく普通だと思います。

不安を感じている子どもが、出席しやすい授業からスタートする、
まだ小さな子供ですから、母親が一緒に来る、
それで再登校できるのら、大変けっこうなことだと思います。

一歩、一歩、普通の登校ができるように、進められればと思います。

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「愛子さま“乱暴”で通学できず」から学ぶ不登校の心理学:心理学総合案内こころの散歩道

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イタリアの大臣が若者に親元からの独立を強制する法律制定を主張;子離れの心理

イタリアも欧米社会の中では、家族のきずなを大事にするとか。たしかに、イタリアというと、大家族のイメージがありますね。日本も、家族、親子の結びつきをとても重視する文化です。

それでも、昔のように貧しい時代は良かったのですが、豊かな社会の中で、いつまでも親に面倒を見てもらい続ける子どもが増えています。「パラサイト・シングル」なんて言葉もはやりましたね。ニート、引きこもりは、大きな社会問題です。

子どもの世代が、長く続いた不況の影響で経済的に苦しく、親の世代は比較的お金があるとなると、この傾向はさらに強くなるでしょう。

さて、ほ乳類はみんな子どもをとてもかわいがります。ところが、ある日突然親は子どもを追い出します。子別れの儀式です。人間は、ほ乳類の中で、もっとも子離れが苦手になってしまった生き物でしょう。

子どもは天からの授かりものではなく、天からの「預かりもの」です。愛を込めて大事に育て、そして子どもを自立させ、社会にお返しするのが、親の役目でしょう。

それが難しくなってしまっているのが、現代社会の問題なのですが。
でも、人は自立して生きていくのが、幸せなのです。


イタリアの大臣が若者に親元からの独立を強制する法律制定を主張、波紋が広がっています。(Yahoo)

青年期の発達心理学(こころの散歩道)

子育ての本


2010年3月7日日曜日

ネットコミュニケーションの心理:医師暴走、医療被害者に暴言・中傷

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100306-00000532-yom-soc

一部の医師たちが、ネット上で暴言、中傷をしていると、問題視されています。
インターネットコミュニケーションのポイントは、
「面と向かって言えないことはネット上でも言わない」でしょう。

報道では、医師が医師として発言するときには、原則実名でという提言もなされています。

社会的責任が重い医師としては、ネット上での発言にも責任が問われるのは当然でしょう。

もちろん、医師でも誰でも、あまり気兼ねすることなく本音を吐きたいときはあるでしょう。それもまた、当然です。しかしインターネットは、トイレや居酒屋のおしゃべりではありません。プライベートなおしゃべりの場ではなく、世界に開かれた公的な場です。

居酒屋のおしゃべりで誰かの悪口を言っても、ただの悪口ですが、ネット上で公言すれば、侮辱罪や名誉毀損にもなりかねません。自分のノートにミッキーマウスを書いても自由ですが、ネット上で無断で使えば、著作権法違反です。

そんなことは、医師のみなさんはよくわかっていると思いますが、ネットコミュニケーションでは感情が高まりやすく、ふだん言わないセリフも出てしまうのです。そんなネットコミュニケーションの特徴を、みんなで理解していく必要があると思います。

(医師のみなさんがネット上で有意義な、あるいはたのしいコミュニケーションを行っていることも、よく知っています。)


ネットで医師暴走、医療被害者に暴言・中傷(Yahoo)
ネットコミュニケーション:インターネット心理学(心理学総合案内こころの散歩道)
ネットではなぜ激しい争いが起こるか:非難中傷の心理(こころの散歩道)
インターネット著作権問題:引用と転載と盗作


鹿児島の中2が自殺:再び起きた悲劇:命の大切さと自殺予防




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